38歳で退職。1ヶ月分の社会保険料(数万円)を浮かせた「扶養×失業保険」の超・戦略的手続き

退職・サイドFIRE

あばばばば…と慌てる前に!

38歳で会社を辞め、いざ妻の扶養に入ろうとしたら、意外な落とし穴がたくさんありました。 退職後の切り替え、扶養手続き、失業保険…「もうっ!!もーーーっ!!泣いちゃう!訳わからーん!あばばばばbbb!!!」となる人は少なくないはず(→私です)。

損をしている人は「損をしていることすら分からない」状態になります。

この記事では、私が実際に経験して「こうしておけばよかった!」と後悔したポイントを、時系列で解説します。 ※この記事でいう「社会保険料」とは、健康保険と年金を合わせたものとして解説します。

結論、扶養に入れるなら一択!「社会保険料」の洗礼

無職になった際、選択肢は2つです。

  • ①市役所で「国民健康保険・国民年金」に加入
  • ②家族の「扶養」に入る

はっきり言います。扶養に入れるなら、迷わず入れ! これ一択です。 自分で払う国保・年金の重さは、数万円の現金を毎月ドブに捨てるようなもの。タダで同じ保証を受けられる扶養は、無職にとって最強の盾です。

扶養に入れる対象者:同居・別居でもOK

  • 配偶者(内縁関係も含む)
  • 子、孫
  • 兄弟、姉妹
  • 父母、祖父母(直系尊属)

扶養に入れる対象者:同居(同一世帯)条件でOK

  • 上記以外の親族(3親等以内。例えば、叔父、叔母、甥、姪など)
  • 内縁の配偶者の父母や子
比較項目家族の扶養(超おすすめ!)国民健康保険・年金
毎月の支払い0円(タダ!)数万円(高い・・・)
手続きの場所家族の勤務先お住まいの市役所
主な条件年収130万未満特になし
最大のリスク失業保険の日額制限
詳細は目次3
国民健康保険:前年の年収で計算される
国民年金:月額17,510円

尚、国民健康保険料の概算額を調べたい場合は、ネットで「国民健康保険料 シュミレーション」とググればいくつかサイトが出てくるので、お試しください。

【実録】私が「12月分の社会保険料」を回避できた理由

私の前職は15日締め・28日払い。12月15日に退職しました。 12月の給与明細でも保険料が引かれていたので、「12月分は払った気」になっていたのですが……。

ここに大きな罠がありました。 基本的に多くの企業は「前月分」を翌月に引いています。つまり、12月の給与から引かれていたのは「11月分」。 もし私が12月中に扶養に入らなければ、後から12月分の請求が数万円単位で届いていたはずです。

12月15日に辞めて即、扶養に入れたおかげで、この「12月分」をまるごと0円にできました。(正確には12/23に扶養申請→12/16から扶養加入が書類上の流れです)妻にマジ感謝です✨

【重要】失業保険と扶養は「月末か1日か」これが天国・地獄の分かれ道

「月末か翌月1日以降か」ここが一番の「損をしない」分かれ道です。 失業保険には「待機期間・給付制限」がありますが、この期間中は扶養に入れます。しかし、受給が始まると(日額3,612円以上の場合)扶養を外れる必要があります。
※健康保険組合ごとに若干ルールが異なるため、扶養加入できるかは事前確認を推奨します。

私の失敗談: 12/22に申請したところ、給付制限が「1/28」に終わることに。 つまり「1/29」に扶養を外れる必要があり、たった3日のために1月分の社会保険料(数万円)が発生する計算に!
※日割り計算にはなりません!

🔥たった3日のために払いたくない!!からの執念🔥
翌日、ハローワークに電話して「扶養から外れる件と生活費節約のため、時期をずらしたい」と正直に伝えたら、すんなりと申請を取り下げてもらいました。 そして12/26に再申請。給付制限の終了を「2月1日」にズラしたことで、1月分も「扶養内」で0円に。これだけで5〜6万円守れました💰💰💰

手続きの順番は「扶養手続き ⇒ 失業保険申請」がベスト

手続きには「離職票」が必要ですが、ハローワークに出すと原本が手元から離れます。 コピーでも対応できる場合が多いですが、退職後で無職の場合、精神状態も不安定になりがちな上、慣れないことばかりで、色々と抜けが生じると思います。

まず「扶養の手続き」(離職票があるうちに!)

次に「ハローワーク」で失業保険申請

この順番が、最もスムーズで書類の抜け漏れがありません。

まとめ:最初の手続きが「その後」を決める!

退職後の手続きは面倒ですが、合法的な手続きで確実に月数万は守れます!!

  • 社会保険料は日割りにならない。
  • 社会保険の切り替えが「月末か月初か」その月の支払いが決まる。
  • 失業保険の申請日は、扶養を外れるタイミング(なるべく月初を狙って)逆算して決める
  • 次の仕事をじっくり決めるまでの『つなぎ』として、扶養で固定費を削りつつ、失業保険で生活費を補う考えは大事!!

近日公開!!逆パターン(国保・年金→社会保険への切替え)

今回は「退職後の手続き」についてでしたが、次回は**「再就職が決まった時の手続き」**を解説します。多くのケースで2重に払ってします期間(ダブり支払い)があるのですが、しっかり手続きすれば返ってきます! その手順と仕組みをまとめますね。」

【はちぽは不正受給してません!(念のため)】

「サイドファイアで主夫・ブログとかに専念するってほざいているから、仕事探す気ないんじゃね?失業保険受給すんの不正だろwww」と失業保険ルールを知っている方から突っ込まれそうなので先に伝えときます。

失業保険を受給するうえでの必須条件の内2つ。

いつでも働ける状態であること(能力と環境)

積極的に仕事を探していること(意思)

はちぽ君は「サイドファイア」なので、完全リタイアしてません(笑)
失業保険受給「後」は仕事します!!バイトかパートをしつつ、半主夫道をとことん歩む気満々です💰💰💰

受給期間中は「半主夫+執筆活動にフルコミット!!」

しょな!!

はちぽ豆知識
「失業保険をもらうと扶養に入れない……と思っている人、ちょっと待って!日額が3,611円以下なら、扶養に入ったまま受給できるんです。自分の日額がいくらになるか、ハローワークで計算してもらう前に、まずはこの数字を頭に叩き込んでおきましょう。これで数万円の保険料が浮くかどうかが決まります!」
健康保険組合に確認してみましょう。

はちぽ豆知識
※扶養の手続きは「なるべく早く(できれば1ヶ月以内)」
扶養の場合、多くの健康保険組合では**「退職日の翌日から30日以内(または1ヶ月以内)」**に申請すれば、退職日までさかのぼって(バックデートして)扶養に入れてくれます。

はちぽ豆知識③
市役所の手続き(国保・年金)は「退職した翌日から14日以内」
※もし14日を過ぎてしまっても、手続き自体はできますが、遅れるほど後で『まとめて請求』が来て家計を圧迫するので、早めに行くのが吉です!


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